災害に遭い、避難をすることもあるでしょう。もしあなたがマンションに住んでいる場合には、緊急での避難でない限り、管理組合のポストに連絡先などを書いた紙を投函しておくことも大切になります。

では、その他には避難の際にはどの様に対処をすれば良いのでしょうか。探っていきましょう。

〇どんな場合に避難すれば良いの?

避難といっても、どういった場合に避難をすれば良いのか分からないということもあるのではないでしょうか。では、どういったことが避難の目安となるのでしょうか。マンションの場合ですと、マンションの内部で火災が発生した時や、周辺の建物などで大きな火災が起きた時です。

そして、マンションの構造に大きな被害が出た場合にも緊急に避難が必要になります。また、マンションでなくても津波や土砂災害が襲ってくるかもしれない場合にも避難しましょう。それに、避難勧告や避難指示にも従う必要があります。

また、災害によって自宅内で生活をすることが困難になった場合にも、避難をするようにしましょう。まず、玄関が壊れてしまい出入りができなくなった場合です。自宅内の被害が甚大である場合も避難しましょう。さらに、ライフラインが途絶えてしまった場合も、生活に困るので、避難が必要になります。

〇いざ避難!どういったことに気を付ける?

まず、避難する時にはヘルメットや防災ずきんを被ることは鉄則です。頭を保護しなければいけないからです。また、避難中に自宅で盗難されないように、貴重品は身につけて避難しましょう。さらに、避難する際には電気のブレーカーを遮断することや、ガスの元栓を閉めることは忘れてはいけません。

できるなら、町内会単位でリーダーが中心となり皆で徒歩により避難することが望ましいでしょう。ご近所など皆で協力し合い、ご高齢の方など身体の不自由な方は援助することが大切です。

避難の場所にも様々あります。『一時(いっとき)集合場所』は、避難所に行く前に、避難してきた人が集まり、一時的に様子を見る場所のことで、学校のグラウンドや公園などが設定されている場合もあります。火災などの危険な状況から、避難者の生活を守るためにある場所のことを『避難場所』言います。『避難所』というのは、家が倒壊してしまったり火事により焼失してしまい、自宅で生活をすることができなくなってしまった場合にしばらくの間生活をすることになる場所です。

学校であったり、公民館などの公共施設が定められているケースが多いでしょう。中には、洪水などで避難することがあります。そういった場合は車で避難することは避けましょう。車は水に浸かってしまうと動かなくなってしまいます。

それに、水圧によってドアが開かなくなってしまうことも考えられるでしょう。さらに、洪水や台風といった災害の場合は川や用水路のの様子を観に行くことも危険ですので、やめましょう。

命を守るために、避難は大切なことです。上記のことに十分気を付けて行動しましょう。