災害が起きた後には、生活が不便になることがあります。停電のためにロウソクや懐中電灯で夜を凌ぐということもあるでしょう。そうした災害時の不便さを乗り越える便利な技についてご紹介したいと思います。

あなたもぜひ、災害に遭われた時にご活用ください!

〇台所近辺にあるものでできる!

まず、ラップはどこのご家庭にも台所にあるのではないでしょうか。食事をする際に、ラップを皿の上に敷いてから料理を盛ることによって、皿を洗う手間がかからなくなるので、断水時に便利です。

また、ポリ袋は食品の味付けをしたり、食材を混ぜる時に使えるでしょう。また、手袋がわりになりますし、耐熱性のポリ袋では水とお米を同じ分量入れて、しっかりと口を閉じて水を張ったなべで、20分ほどでご飯が炊けるでしょう。

さらに、大判のごみ袋は防寒具や雨を凌ぐのに役立ってくれます。袖や首用の穴を開けて作ってみましょう。また、ごみ袋はごみ箱などに入れると水の運搬にも役立ってくれるでしょう。

タオルは、眠れない時のアイマスクにもなりますし、怪我をした時に包帯の代わりを務めてくれます。その他にも頭の保護にも使えるでしょう。ツナ缶などの缶詰は、中心辺りにタコ糸を差しこむとランプに早変わりしてくれます。

〇その他の身の周りの物で役立つのは?

段ボールも災害時に役立ってくれます。もしかしたら骨折をしてしまうこともあるかもしれません。そういった時には添え木の役割を果たしてくれるでしょう。違う使い方では、ガムテープで段ボールを繋げてシェルターを作るという方法もあります。

段ボールは保温性に優れているので、寒い季節も暖かく過ごせるのではないでしょうか。段ボールは、仕切りにも使うことができるでしょう。保温力で言えば、新聞紙も優れているでしょう。

避難中に服が足りなくなってしまったり、いきなり寒くなることも考えられますね。そういった時に、一旦クシャクシャにさせた新聞紙を、肌着の上から巻くという方法が有効です。これは、登山者にも知られている方法なのです。インクが付いてしまうこともありますが、そこは目をつぶる様にします。

また、自宅では粘着テープもあると役立つでしょう。窓ガラスなどにヒビが入ってしまったり、割れてしまった場合に張ることで補強や目張りになります。それに、割れたガラスを片付ける際にくっつくので、便利でしょう。

さらに、絆創膏の代わりにもなってくれるかもしれません。ご家庭にて、電池を使いたいけれどサイズが合わなかったということもあるでしょう。しかし、サイズが合わないと電池は使えませんが、あらかじめ100円ショプや電気店等で売られている、単3の電池を単1や単2に変換できる機械を用意しておくと、別のサイズとして電池を使えるので、便利です。

また、トイレも災害時には重要な問題です。座面が外された椅子とバケツを使って簡易的なトイレを作るという裏ワザもあるので、試してみましょう。