日常的に、いつも電気を使用していることも多いでしょう。私達にとって、電気はとても大切なものです。しかし、災害が起こった時に、アイロンや電気ストーブなどの電化製品が、知らずにスイッチが入っていたことで火災が起こってしまうことも考えられます。

そういった、二次災害を防ぐためには、電気の安全はどのようにして守れば良いのか、考えてみましょう。

〇いつ起こる!?電気製品での火災などに気を付けたい時とは

まず、地震などが起きて停電してしまった時です。さらに、地震などで大きな揺れがあり、タンスや食器棚などの家具が倒れてしまった時も十分注意が必要です。もし、地震が起きる直前までアイロンがけをしていたとします。

しかし、地震が起こったことに慌ててしまいアイロンのスイッチを切ることを忘れてしまうこともあり得ます。そうした場合にアイロンが倒れた家具の下になってしまい、それが元で出火する可能性もあります。

また、電化製品のコードが損傷してしまうこともあるでしょう。そのことが原因で発火に至ることも考えられるでしょう。

〇どんな対策を取れば良いの?

電気での二次災害を防ぐためには、まずメインブレーカーを遮断しましょう。もし深夜電力をご利用になっているならば、その深夜電力のブレーカーも遮断する必要があります。電化製品の差しこみプラグをコンセントから抜くことや、スイッチを切ることも大事です。

しかし、家具が倒れてしまった場合などにコンセントから抜けないこともありますし、電気が通っていることで切断可能である場合があるので、ブレーカーを遮断する方法が適切です。次に、メインブレーカーを遮断してからコンセントから抜けるようでしたら、ゆとりがある場合はコンセントから差しこみプラグを抜きましょう。

電化製品に異常がないかを確認することにも大切なことです。電化製品は、電気が通っていてこそスイッチのオン・オフを調べられるものもありますし、通電されている場合にスイッチが入れられるものもあります。

そういった器具については、差し込みプラグ自体を抜く必要があるのです。停電から復旧したらすることは、電化 製品の差し込みプラグがコンセントに入っていないことを確認しましょう。もし抜かれていないプラグがあったら、すぐに抜きましょう。

続いて、メインブレーカーを入れます。電気温水器などを利用している場合は、上・下水道が復旧になったかどうかを確認してから、それが復旧になった時の対処法により対応しましょう。

また、上・下水道の復旧の対応ができてから、深夜電力のブレーカーを入れるようにします。さらに、この後は勝手に動作をしている電気製品がないかを確認しましょう。アイロンなどの、熱を出す製品にはより注意が必要です。

使いたい電化製品がありましたら、それの差し込みプラグをコンセントに差しこみ、正しく動いてくれるか調べましょう。家具の転倒によってコードが破損してしまっている可能性もあります。正しく動かない場合は、すぐにコンセントからプラグを抜くようにします。

そして、電化製品の中で、時計の機能を持っているものもあるでしょう。そういったものの時刻合わせもしておきましょう。